◆深刻な看護師の離職状況◆
ご存知かとは思いますが、深刻な看護師の離職状況について、整理しておきましょう。
1)看護師不足が一部の看護師にしわ寄せ
高齢者が増え、医療機関には毎日のように人が沢山訪れています。しかし、看護師の数は、いきなり増えるものではなく後手後手での募集となることが多く
看護師不足が慢性的に発生しているのが現状です。看護師が不足しているから患者さんを断ることも中々、できないので、一部の看護師にそのしわ寄せが来ているのです。
2)過酷な労働が離職を誘発し悪循環
看護師不足のしわ寄せに、がんばって対応する真面目で優秀な看護師が、精神的にも肉体的にも疲れ果ててしまい離職の道を選ぶことになり、現場では、がんばって不足を
解消していた看護師が抜け、さらに職場環境が悪化するという悪循環が起きているのです。
3)看護師資格者は沢山いる
しかし、実際に看護師として働く資格をもった方が不足しているのかというと、そうでもないのです。過酷な労働環境や、育児、過程の事情などで看護師を離職したままに
なっている「有資格者」が一般社会の中で眠っているのです。この方々の力を少しずつ借りるだけで、看護師不足は解消み、患者さんにとっても看護師さんにとっても
よりよい医療へと進むのです。
4)最初はアルバイトやパート感覚で復職
看護師現場から数年も離れてしまうと、現場には戻りづらくなります。そこで現役ナースとのコミュニティサイトを利用することで、いち早く復職への手ごたえを感じ取れるような環境が
出来てきました。最初はアルバイトやパート感覚で復職もしやすくなってきました。